サッカーコーチは今どう行動していけばいいのか?
May 22, 2020コロナの影響で活動ができなくなっているサッカーコーチに向けての相談会で話した内容の続きです。
どんな考え方で、どう行動していけばいいのか?をお話しました。
以下、これまでの関連ブログ
コロナ時代にサッカーコーチはどう価値を作り出す?それは副業?
●顧客に聞いてみる
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これまでサッカーコーチが提供できる価値とは?
そもそもサッカーコーチの顧客は誰なのか?
その顧客のニーズをどうやって満たすのか?ということを話しました。
出てきたニーズに対して、それを自分だったら何できるだろうだけで考えると、
なかなかアイデアが出てこない可能性があるわけです。
ある意味一人で考える限界があるというか。
なので、考え方はどんな人が、要するにこれは相手ですよ。
今で言うと親御さんが。しかもそのどんな親御さんがも想像するわけです。
お父さんも在宅になって、子どもも家にいて、「もううざい!!」となっているわけです。
一人の時間がないと、困っているかもしれません。例えばお母さんがとかという、どんな人が、次に考えるのが、どうなる。要するに結果というか、未来ね。どんな人がどうなる。この二つをまず考えるんですよ。
まとめると 〇〇な人が → どうなる(結果)
だから、そうね。お父さんが家にいる時間が長くなり、自分もちょっとイライラして子どもに当たっちゃうお父さんがこの講座を受けると、リラックスして子どもと接するようになるとか、まずどんな人がどうなるを考えます。
このときについつい、今までの世の中の考え方と、それは私がどうするを入れていってたんですよね。私がそれを解決しますよみたいな。いう、「私が」を入れなくてもいいんですよ。こんな人が、例えば皆さんが、体のこととか、今簡単にできるストレッチがいうのが、自分では指導ちゃんとできないとするじゃないですか。
だけど例えばクラブのニーズではある。そうなったときに、そういうニーズ、だから体が固まっちゃってることに悩んでる人がストレッチしてリラックスできるがこれ結果ですよね。ここまでオッケーですか。
それを私がやるだとできないんだったら、誰がやれるかなで考えるんですよ。今のこの世の中だから。では、誰がいるかなってなったときに、例えばじゃあ誰かそういうヨガの先生とかいないかな、友達に詳しい人いないかなと調べて、その人に、例えば連絡して、そういうのやってもらえませんかとアプローチをしてみるわけです。
ここが、「私が」しかないところを、「私が」にこだわる必要はなくて、どうこのサービスをその人たちに提供できるかな?で考えていく方がいいと思います。
しかも今自分の能力をすぐに上げることも難しい。だとしたらなおさら、協力できる人いないかなと。それを例えば6ヶ月講座のコミュニティの中で言ってもらっても全然いいし、100というの人数がいるので、何かしらの解決策が出せると思うんですよね。
昨日もこの話をしましたけど、今からの時代は生き残れるコーチかどうかって、どれだけトライをしたかです。
というのは、もう世の中が、これルール変わっちゃったんですよね。コロナで。まあこれ前から言われてましたけど、今まではジグソーパズルをどうやって早く解くかっていう、作るかっていう問題が、もう答え、最終的に答えが見えてる状態の問題が結構多かったですよね。
だから昔の日本とかは、いかに良い製品をたくさん作るか。なぜならたくさん作れば作るほど買ってくれるから。っていうもう問題じゃなくなってきてますよって、もうちょっと前から言われてきてたんですよ、ずっとね。だけど、このコロナの影響でこれがもうまじになったと。今までの人生ゲームのルールが完全に変わっちゃった。
その人が言ってたのは、ジグソーパズルを解く問題じゃなくて、今完全にルービックキューブ型の問題になってる。だから1面だけ揃えようとすると、ほかのところがバラバラになって、ほかのとこで問題が起こる。6面全部とかをまとめて一気に解決するような考え方じゃないと、もう問題が解決できませんと。藤原先生はあれ、レゴ型って言ってましたよね。レゴ。だから形がない。形の完成系がない問題。
では、どうやって解くかなんですよ。その問題を。どうやって解きましょうかね。だからもう考え方自体を変えていかなきゃいけないっていうとこに、もう完全に来ちゃってるんですけど、ルービックキューブ型の問題、またはレゴ型の問題を解く秘訣は、最適解を見つけるってことです。
その現状とかその状況において、みんなが、喜ぶ人数が多い解、それが正解ではないんですよ。正解じゃない。絶対的な正解じゃなくて、最適な解かどうか。
そう考えるとそもそもそれが最適かどうかわかんないじゃないですか。ですよね。
答えが決まってるんだったら、これが答えあってるかあってないかはわかったけど、この状況において最適な解とは何?というのはもう答えがないから、だからトライし続けるってことが大事なんですよ。やってみるってことです。ひとまず。
昨日もこれ言いましたけど、完成してから世に出そうとか、こういうプログラムとして100%とか8割以上、自分が納得する形になってから出してみようじゃなくて、こんなアイデアあるんですけど、皆さんどう思いますかというレベルで出してみる、他のフィードバックをもらって改善した方が結果的に早いということです。そしたら、それ面白そう。俺やれるとかと、他の賛同者の手が上がる可能性がある。
先日のやりとりですごく良かったのが、あるコーチが
「サッカーコーチを仕事として生きてる皆さんの意見聞きたい」と言ってたんですね。僕は、「それGoogleフォームで作って、みんなにすぐ投げなよ」と言ったんですよ。
そしたら彼がすごくよかったのは、すぐ作って実際にみんなに投げたわけです。このスピード感が素晴らしい。その後「これ開けないよとか、こういうふうにウィンドウ開けないんですけど」とみんなが言ったわけですよ。そしたらすぐ改善して、すぐ見えるようにできたんですね。
それが大事で、それをちゃんとしたもの作って出さなきゃってやると、多分何週間もかかるんですよ。その間に何週間も全然その情報が入って来ないってことになるじゃないですか。しかも出したものが挙句の果てに全然いいものじゃなかったら、なんだこれってなっちゃうから、先にアイデア出しちゃうんです。どんどん。
これを5月後半、最終的には終息っていうか、非常事態宣言はいつか解除されて、サッカーできる日はいつか来るってなったときに、この最適解を見つけるトライを一回しかしてなかった人と、100回やった人で、明らかに次生きていくレベルが違うってわかります。
だから今までの考え方、これをやって失敗したらどうしよう。ほんまに失敗がないですよ。もう。失敗っていう概念自体がなくなっちゃったので、いかにトライし続けるかっていうのが、めちゃくちゃ大事だと思います。
だから、ほかの人言ってました。プログラミング学ぶとか、やったことないこと、本当にちょっとトライしてみるってありだと思うんですよ。今はサッカーっていう枠自体を外しにいっちゃって、スポーツ全体の指導者とじゃあどうやって協力するかとか、もっと言ったら教育系とどうやってつながるかとかっていうのが大事かなと思います。
そのアイデアを僕は誰からもらってるかっていうと、昨日の話にもつながるんですけど、西野とか前田裕二、幻冬舎の箕輪厚介、落合陽一、それからホリエモンとかの、彼らの出している情報からそういうのを考えてます。アイデアもらってます。あとは僕の周りで僕をサポートしてくれてるコンサルタントの人たちに結構聞きまくってます。
さっきの親御さんにアンケート取ってくださいというアイデアは、中井先生から聞きました。中井先生に「この状況でサッカーコーチ、みんな活動できないんですけど、どういうことできそうですか」って言ったら、「何をサッカーを通じて学んでほしいかを親御さんに聞けばいい。そしたらそれを解決できる術は考えられるし、すでに持ってるでしょう」と。
今までサッカーを通じて何かを伝えてたわけです、選手たちに。それをもう一回言語化してみようということです。ただサッカーを教えるじゃなくて、サッカーを通じて何を伝えるのかとか、何を学んでほしいのかとかということですね。
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