プロサッカーコーチになるには?私の履歴書 栃木シティFC新井貴之②
Aug 25, 2020サッカーコーチになるには? どういう経路があるんだろう?
プロサッカー選手としての経験がなくてもプロサッカーコーチになれる!
実際にそれを実現した方にフォーカスして対談していくシリーズ第3段!
栃木シティFC 新井貴之さん後編です。
前編はこちら
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●カマタマーレ讃岐に行くきっかけは?
倉本:それ次に行ったきっかけってどういうきっかけでカマタマーレだったんですか。
新井:次に行ったきっかけは、B級ライセンスを浦和のときに取らせてもらって、そのときの一緒に行った受講生に讃岐の監督になられた方がいて、その方に。
倉本:それでなんですね。
新井:そうです。
倉本:なるほど。すごい、それもまた縁なんですね。
新井:それをもっと遡ると、レッズにプロ契約できなかったら、カズくんと一緒でスペインみたいな感じで海外にコーチ留学しようと思ってて、いろいろ調べてたのときにその監督さんが留学してたので、本を読んだりとか、記事を見たりとかしてて、それで僕、逆に面識っていうか知っては、で、B級行ったら同じコースだみたいな。それで、その方のアシスタントをしたので、指導実践で手伝いをさせてもらって。
倉本:実際に?
新井:はい。で、頼んでもらってっていうか、向こうから「やってくれる?」ってボールの配給の指導、それをやらせてもらって、そういうのきっかけですね。そのあとからご飯食べたりとかそういうことしてたんで。
倉本:なるほど。それでもっていうか、その縁があってだとは思うんですけど、行こうって決めたきっかけっていうか、決断したのはどうしてですか。
●カマタマーレ讃岐に行く決断をしたのはなぜ?
新井:それは、まあ確かにその当時、浦和レッズ、ACLも取ってアジアナンバーワンクラブ、町、Jリーグ、もうアジアですよ。Jリーグじゃなくて。そこから行く決断は、まあその方がいたっていうのが一つと、あとその当時、その行く前にはちょっと結婚するってこと決まってて、だから妻にも背中押されたっていうか、行っちゃえば?って。
倉本:行っちゃえば?って(笑)。へえ。そっか。逆にまたそれがないと、僕が帰って来たときに讃岐に行くことはなくて。
新井:そうだね。来たね。讃岐に。来てくれたね。
倉本:そうなんですよ。行きましたよ。
新井:来てくれたね。
倉本:最初2006年、だから世界のヤマちゃん、みんなでご飯食べたときも新井さんちに泊めてもらったし、讃岐に行ったときも新井さんちに泊めてもらった。
新井:泊まったね。
倉本:ありがとうございました。
新井:いえ、こちらこそ。
倉本:ありがとうございました。
新井:いやいや。うちはもうウェルカムだから、誰でも、でも二回泊まったのはカズくんだけ。
倉本:(笑)。しかもそのとき新婚さんだし。
新井:それも違う場所で。
倉本:そうそう。
新井:そうそう。そうだよ、うちも、妻も、カミさんもいて。
倉本:で、スタンドで僕試合見てましたもん。カマタマーレの。
新井:そうだ。その節はありがとうございました。
倉本:こちらこそ(笑)。へえ。面白い。カマタマーレのとき、一番印象に残ってることなんでしょう。
●カマタマーレで一番印象に残っていることは?
新井:讃岐のとき、一番印象に残ってるのは、もう練習が終わると、その監督さんの家に行って、ずっと練習のビデオ、その当時撮ってたかな。撮ってたものがあったら見るし、あとはそれこそまたバルサの試合をずっと見てたことです。
倉本:延々と?
新井:延々と。
倉本:へえ。ずっとサッカーの話して。
新井:そのあとに奥さんの手料理が出てきて、最高なんですよ、それがもう。
倉本:みたいですね。
新井:もう最高です。
倉本:へえ。
新井:それの繰り返しだったんで。最高です。
倉本:俺、すごい覚えてる。天皇杯のやつ、めっちゃ覚えてますよ。対戦相手覚えてないんですけど…。
新井:あの海が見える…。
倉本:味スタで。
新井:そっちか。
倉本:そう。そっちそっち。味スタでカマタマーレが…。
新井:F東とやったとき。
倉本:F東との試合だったっけ。そのときに新井さんのスクール生が横断幕作ってたの覚えてる。元教え子の子どもたちが。
新井:浦和のときのかな。
倉本:そう。レッズのときの多分教え子の子たちが、そうそう。新井さんの名前書いて、横断幕みたいの作って、見せてたのをめっちゃ覚えてる。
新井:良い人いるんですよ。浦和にも。
倉本:(笑)。だからすごいなって、そういうコーチって素敵だなって思ったの、すごい覚えてますよ。記憶に。もう離れたあとでもそうやって応援してもらえるコーチ。選手だとこの選手応援したいってあるけど、コーチっていうとこで、それって素敵だなって、すごい覚えてます。
新井:その親子だったり、何人かの親子は今でも連絡くれます。
倉本:へえーっ。素敵なご縁ですね。
新井:だからすごい嬉しいです。
倉本:で、そこから次への…人の縁ですね、本当。なるほど。で、讃岐2年からのベガルタ?
●ベガルタ仙台時代について
新井:そうですね。仙台に話をいただいて、そこのタイミングで初めて自分でチームを探したので、いろんなところ、いろんな人に連絡して、たまたま仙台が早く声かけてくれて、それもまあ自分はあんまり経験したことない、ユースのコーチでっていう形だったんで、で、お願いしますっていう形ですかね。
倉本:なるほど。そこで何かカテゴリー持ちたいとかなかったんですか。
●カテゴリーを持ちたいと思ったことは?
新井:うーん。いや、持ちたい気持ちはすごいありますし、今でもありますけど、その前にそのタイミングで思ったのは、職を探さなくちゃいけないってことが一番。だからそのときはもうサッカー以外のこともやろうかなとは考えた。サッカー以外のことっていうのは別に。
倉本:就職をしちゃう、普通にって、そこまで考えたんですね。
新井:そう。そこは探してないですけど、そこのタイミングで、でも是が非でもサッカーコーチとして指導者として生きたいなっていう、その中で声かけていただいたところで、監督だったりとか、そういうとこだったら最高ですけどっていう感じでした。
倉本:なるほど。コーチやってみて、自分が監督ではないっていう立場、コーチやってみて、難しかったこと、大変だったことってなんですか。
●コーチをやってみて大変だったことは?
新井:まず、讃岐のときでいいのかな。
倉本:含め、コーチ経験の中でって感じですかね。今も含めですけど、例えば。まあちょっと違うじゃないですか。監督と。役割が違うからっていうとこで、コーチとしての役割で、気を付けてることの方がいいかな。
新井:うん。まずは出しゃばらない。シンプルに。それは意外とそういう出しゃばるというか、何かしちゃうこともいると思うので、そこは最大限に気を付けつつ、あとは監督と同じ言葉を使う。
あとは監督と、今もヘッドコーチとしてやらせてもらってますけど、ほかの讃岐のときもヘッドコーチだったので、コーチングスタッフだったりとか、マネージャーだったりとかっていう部分とのつなぐ役っていうのは、すごい気を付けてるというか。
あとはピッチの部分では、選手が多分、監督の意図がわからない選手もたくさんいると思うので、その部分をどう監督の言葉を崩さないように、違う捉え方しないようにかみ砕いて伝えるっていう部分は気を付けてます。
倉本:なるほど。貴重なアドバイス。いいです。ありがとうございます。そこから実際にチーム持ったじゃないですか。またこう、どうでした?実際、例えばカテゴリー持ってみて。
●実際にカテゴリーを持ってどうだった?
新井:カテゴリー、アンダー14のときは、結構選手が流動的というか、行ったり来たりという部分もあったんですけど、やった、受け持った瞬間に、もうまったく引き出しがないなと思いました。
倉本:へえ。そうなんですか。それ引き出しって、練習ってこと?アプローチってことですか。
新井:練習のその内容というか、やるトレーニングもそうですし、あと結局は自分の持ってる考えと、あとクラブが持ってる考えと、あと選手の特徴っていうのを、どうミックスしてトレーニングに落とし込んでったりとか、選手に伝えていくって部分が、引き出しというか、そこの調整する部分っていうか、っていう部分はすごい、これもっとやんないとまずいなって、それがサッカーの知識なのか、サッカー以外の人としての知識なのか、はたまたそれ以外のどんな他分野のことでもそうですし、そういう部分を自分の中を、頭の中をつなげる作業をするかっていうところの部分では、すごい衝撃を受けましたね。
あとは、そのアカデミーになると保護者の方もすごい来る、対応しなきゃいけないところも多々あると思うので、その部分での対応面でのところの引き出しというか、その大人のコミュニケーションって部分でも、全然自分知らないことだらけだなっていうのはすごい思いました。やっぱりヘッドコーチ、コーチと監督の違いっていうところでいうと、すごいそこの部分。
倉本:なるほど。でも経験したからこそ実感したというか。
新井:うん。そうですよね。あとはアンダー15になったときは、その持ち上がりで見させてもらったので、選手の特徴だったりいろんな部分もありつつ、あとまた進路というのが出てくるので、その部分との兼ね合いっていう部分もあるだろうし。
あと、そこでまた出てくる、試合に出れる選手、出れない選手もはっきりというか、そこから良い選手というか、可能性がある選手を上げなくてはいけないという部分っていう、そのジレンマというか、そういういろんな部分ではすごい、あの2年間はあっという間でした。
倉本:なるほど。そこから今度は今のチームに移られるわけですけど、それまたきっかけって言える範囲でも、どういう心境だったり、覚悟があったのかなみたいな。
●今のチームに移った後の心境は?
新井:S級を取りたかったっていうのがあって、それはもうずっと仙台に移ったときからもずっと思ってますし、プロ経験、サッカー選手としてない部分で、そういう監督っていうのをやれるっていうチャンスっていうのはなかなかないと思う。
そういうチャンスを掴むためにはS級を取りたいなっていうのがあって、その部分で仙台を離れて、なかなかやっぱりアカデミーとかチームを持ちながらS級に受講できるという、なかなかクラブの協力がないとできないと思うので●(14:03)、だからそういう部分でちょっとそのタイミングでトライしてみようかなと思いまして。ちなみに僕はもう2回失敗してるので、S級のトライアル。あと1回しかないので。
倉本:えっ。そういう3回しか駄目なんですか。
新井:カズくん知らないの?
倉本:ごめんなさい。全然知らないの。僕、すいません。Bしか持ってなくて。
新井:そうなんですよ。
倉本:トライアルは3回までって決まってるんですね。
新井:去年から決まったのかな。去年、一昨年。決まって、今現状どうかわからないですけど、今最初のときの現状は3回、だから3回連続じゃないか。3回トライアル駄目だったら、もしS級をもう1回受けたいなら、A級をもう1回受講してからS級行かなくちゃいけないっていうことになってるんですよ、今。
倉本:えっ。なにそれ。
新井:多分その解釈で合ってると思うんですよ。
倉本:へえーっ。でもだって、1年で30人ぐらいですよね。20人弱?
新井:今18人から20人ぐらい。
倉本:それ全国で1回だけですよね。でもA級って各地でやりますよね。毎年じゃないか。各地でやってますよね。
新井:そうですね。各地で毎年やってる。
倉本:やってますよね。そうなったら圧倒的にA取る人増え続けるのに、それ、よくわかんないですね。その仕組み。
新井:うーん。僕はS級取りたいんで。
倉本:何も言えない。
新井:(笑)。
倉本:全然、そう、だから、何だその仕組みって今思って。取りたいのに取れないってね。まあ僕、これは前から言ってて、ライセンス取りたい。だって学んでもらった方がいいじゃないですか。レベル上がるんだから、コーチは。そしたらそうすればいいのに。まあまあ、それは多分インストラクターの人数とか関係性もあるでしょうけど。
新井:そうですね。ハード、ソフト面、多分両方あると思う。なので僕はもう2回落ちてるので。ごめんなさい。言い方間違え。まあ、そうですね。だから、取らなくていいんだよっていう感じかなって、僕はもう今、心境。はい。
倉本:(笑)。でもあれですよね。A級持ってるんだったらAFC取りに行ってもいいわけですよね。
新井:そうです。
倉本:ですよね。そこはちょっと知ってるっていうか聞いたんですよ。AFCで…。
新井:そこは私もいろいろ…。
倉本:プロライセンス。要はアジア、ほかの国で取っちゃうっていうのは一つありだよねっていう人で、実際僕の友だち取りに行った人がいて。なるほど。そういう経緯だったんですね。自分でこうしたいで道を切り開いてる感じがすごいします。っていうか、自然に道が開かれてるとか、そういう出会いが出てきてるのもあるけど。
新井:だからカズくんがそう言っていただけると、多分本当家族も安心するっていう感じ(笑)。
倉本:(笑)。そう。
新井:そういう、なんていうの。かっこいいというか、ちゃんと。
倉本:そう思いますよ。すごい素敵なというか、なんだろうな。勇気がもらえるんじゃないかなって思います。何かわりと、やっぱり結局Jリーグのコーチになるような人って何とかしようって何とかしてきちゃってたり、当然、そのサッカー的能力も当然あるけど、その縁を引き寄せる人間性とか、多分あると思うんですよね。それがすごい感じられたなって思いましたし。
新井:その部分で言えば、僕は多分恵まれてるサッカーコーチの一人だとは、それは結構自信を持って言えますね。でもっていうのが、今、僕が今持ってる心境なので。
倉本:今後はどんなサッカーコーチになってたいですか。サッカーコーチに限定しなくてもいいけど、まあ今後こういう人になってたいとか、コーチになってたいとか、もしあれば。
●今後はどんなコーチになりたいですか?
新井:今後のサッカーコーチ像とかってこと?
倉本:うん。サッカーコーチ像ですね。
新井:いや、さっきお話させてもらったように、そこの人に出会う縁だったりとか、つながりを作るだったりとか、そういう部分ではすごい多分恵まれてるし、今後もそう続ける、まあ自分の能力としてある一つだなとは思うので、その部分を活かしつつ、やっぱりもっと知らないことを知る環境に行くっていうことが大切かなっていうのも、まあ約20年、日本サッカーのところでいろんなカテゴリーで仕事させてもらってるので、あとは多文化っていう部分はまだ見てないので、そういう部分も知れるタイミングあればいいかなっていう部分は自分では。それとやっぱりあとは家族が幸せになってくれる。幸せっていうのは、家族が何か一緒にいて楽しいなっていうような将来にはしたいかなとはすごい思います。
倉本:素晴らしい。いいですね。ありがとうございます。
新井:いえ、こちらこそ。
倉本:まあ、今回の主旨にまた戻っちゃうんですけど、今進路に悩んでるとか、若い子たちにこんないろんな生き方があるよっていうのを実体験でしゃべってもらってるんですけど、例えば今進路に悩んでるもし大学生にアドバイスすることがあるとしたら、どんな声かけがありますか。アドバイスありますか。
●進路に悩む大学生に向けてのアドバイス
新井:アドバイス。
倉本:新井さんの立場で言えることみたいな感じかな。
新井:自分のその今までのことの経験でしか話せないあれですけど、思ったらやることです。
倉本:(笑)。その通りだな。
新井:いやでも、それってやっぱりなかなか踏み出せないと思うんですよ。それが例えば僕がたまたま讃岐行ったときは、妻に背中押されましたけど、押してもらえましたけど、それが家族でもいいだろうし、それがカズくんでもいいだろうし、本の一言でもいいだろうし、あとはこの企画で背中を押せれば一番いいと思います。
自分から湧き出てくるものっていうのは多分すごいいいものがあるのだろうし、そこで動くのもいいと思うんですけど、あとは外からの力を、いい形で利用するというか、使って一歩踏み出せる環境を作れればなって思います。
倉本:素晴らしい。
新井:あともう一つっていうのは、僕がプロサッカーコーチになった年って2004年の年は、多分同じプロサッカーコーチになろうって思うコーチっていうのが、同じ年代にしろ関わらず、ほかで、まあJリーグ引退した人以外に対して、多分相当数少なかったと思うんですよ。希少性というか。今の大学生の中にだけ焦点当てても、多分相当少なかったと思うんですね。
だから、その部分でやっぱり人とは違うことをするって言い方が合ってるかどうかはあれですけど、自分の、なんか一人一人って考え方も違うし意見も違うだろうから、思ってる感覚を大切にして進んでいけばいいのかなと。もう自然に。あんまり無理しなくていいと思います。それが答えになってるかどうかちょっと…。
倉本:なるほど。まあ、でも、自分の内側から出てくるものに正直であるっていうか、それって大切なのかなって、僕はずっとそれで生き続けちゃったんで、それが普通だからあれだけど、でもそこで二の足を踏んじゃう人とかもしかしたらいるんだとしたら、その内側の声に正直になるっていうのは、やっぱりすごく大事な気がします。
新井:だから、なんだろうな。その某浦和のときあったコーチに背中を押されて、4月からTwitter始めたんですけど。
倉本:(笑)。そうだ。なんか啓蒙活動してる。やった方がいいよって。しかもみんな結構きれいな写真でちゃんと言葉を書くって。
新井:そこのとこには入れていただいたんですけど、なんかやっぱり今その大学生だったら、その悩んでる大学生って、結局、それをそうなってるのは自分が今そうしたからそうなってるわけであって、だからその自分さえどうやりたいことをやってみるだったりとか、行動してみれば、多分今はもう過去だから、それはその先のところは変えられるのかなっていうのは、すごい、昨日思いました。
倉本:昨日?結構最近ですね。
新井:はい。それがやっと言葉になりました。自分で。今はやりの言語化です。
倉本:ああー、なるほど。言語化ね。大事ですからね。
新井:はい。
倉本:現象が先か、言葉が先かね。Twitter、実際やってみてどうですか。何か変わったこととかあります?変化。今のが一つだとしたら。
●ツイッターをやってみて変わったことは?
新井:そのやらなくちゃいけないって義務感はまず捨てようと思っていいんですけど、やってみて、でも言葉にできるようになりましたね。自分の、何となくぼんやり思ってたものが言葉になるというか、明確になるような感じがします。それをあげてどうなんだって思うんですけど、でもメモ代わりにやっとけばいいかな。
倉本:外に発信すると、最初のうちはそんなに反応がドカーンってあるわけじゃないですけど、塵も積もればっていうので、共感される、共感してくれる人も増えてくるし、それこそさっきの背中を押される人ももしかしたらその中で出てくるのかもしれないし。
新井:そうですね。
倉本:うん。いや、あれなんですよ。結構自分の話って当たり前に通ってきてるじゃないですか、自分は。だから何か特別なことじゃないっぽい感じがするんですけど、これほかの人から聞くと面白いんですよ、やっぱり。その人しか通ってない人生なんで、何かこう、面白い人生だなみたいな。って、結構僕は好きです。
だからほかの人の人生観とか、人生どうやってきたかっていう聞くのが。絶対に同じっていうのはないですんで、だからこそ、決して僕らも例えばこれを見てる人たちにこうやって生きなきゃ駄目なんだみたいなこと言いたいんじゃなくて、いろんな選択肢があるから、いろんな人の話聞いた方が面白いんじゃない?みたいな。そんな感じで考えてる。
新井:確かにそうですね。
倉本:はい。
新井:それ、逆に多分、あとその話をした方がいいっていうのも、今ふと思う。Twitterでなんか変化ありませんかっていうとこが、やっぱり自分の意見って私も結構思うんですけど、何か自分の思ってることって、ほかの人も思ってんだろうなって思っちゃうと、言わないというか、発言しないっていう部分があるので、だから言ってみると何人かの人で、Twitter、ダイレクトメールで「そんなこと思ってたんですね」とかっていうのは、何人かいたので、でもそういうことって思わないんだとか思ったりとか、そういう発見はありました。だから話すっていう。
倉本:そうですね。コミュニケーション取ると。
新井:はい。
倉本:素晴らしい。はい。
新井:ありがとうございました。
倉本:こちらこそ、以上で終わりになります。
新井:ありがとうございます。
倉本:ありがとうございます。
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