コロナ時代サッカーコーチはどうやって稼げばいいの?

今コロナの影響でサッカーができなくなってしまったサッカーコーチの相談を毎日受けています。

ゴールデンウィーク中も開催します。
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コロナ前は、これまでサッカーを教えることで「その価値」を提供し、対価をもらっていたのが、サッカー自体ができない状況を想像できた人はいないのではないでしょうか。

世界中が混乱している中、活動停止してしまったサッカー。
その中でサッカーコーチをしている人はどうしたらいいのか?

シンプルにどうやってお金を稼げばいいのか?
それを考えるには「お金って何?」ということを考えないといけないと思いました。

youtubeで話したことを文字起こしし、加筆しています。

子どもに教えること

コロナで活動停止!サッカーコーチはどうやって稼げばいい??

倉本:先ほどの話(前回はこちら)を僕は子どもにしてあげたらいいかなと思っているのと、もう1つさっき、価値の話をしましたけど、お金の稼ぎ方についてきちん子どもに話してあげた方がいいと思います。

別の人からも聞かれて、学校の教育に対してなんか思うことありますかとか、望むことありますかと聞かれて、

別に僕何にも思わないんですけど、日本の教育が駄目とか、だから変えたいとかそんなの全然ないけど、「みんな起業した人が先生になった方がいいんじゃないですか?」と話をしました。そのときに。

それはあんまりリアリティなさそうな感じするじゃないですか。何を言っているんだと。

でもユダヤ人は必ずそうやって教育してるんですよ。学校の先生は超エリートで大学卒業した後に、起業して30歳までに成功した人じゃないと先生になれないんですね。だからちっちゃい子どもたちにどうやってこの世の中生きていくのかを教えられると。

しかも自分たちは国を持ってないわけですね。ユダヤ人だから。その自分たちの小さいグループでどうやって世界を取るのかというのは、そんなことができる人じゃないと子どもに教えられないでしょうね。この話を初めて聞いたときは本当に衝撃でした。

あなたの顧客は誰なのか?

まあちょっと話があっちいったりこっちいったりしますが、自分がいて、顧客がいて、サービスとか、商品とか、あとは労働力に対して、それらを提供することでお客さんからお金をもらうという話は違いますよという話をしたと思うんですけど、

まず一つ目の問題は、皆さんのそれぞれの立場がどうかわかりませんが、皆さんの顧客は誰ですか?この質問の答えが明確になっていないといけません。

 

B:スクールの保護者。

 

A:うん。自分でクラブを持っている方。クラブの代表の人の顧客は親御さんです。オッケーですか。自分がクラブの代表の場合。

要するに顧客とは誰かというと、「直接お金を払ってくれる人です」。そうなったときに、クラブに雇われてる人の顧客は親御さんじゃないし選手じゃないんです。直接の顧客じゃない。

 

B:上司ですね。

 

倉本:そうなんです!それは大丈夫ですか?

学校の先生の場合は、公立高校だと行政が顧客で、私立だと校長先生が顧客です。なぜならば、例えばクラブの例で行くと、僕が例えばアルディージャにいたので、アルディージャにいたときの僕の顧客は誰かっていうと、すごい簡単にいうと育成部長です。

育成部長はこういうふうなイメージでこのクラブをこうしてほしい。だからお前をこのポジションに置くんだというふうに配置を考えているわけです。

その人の裁量で僕を切ることができますね。こいつアウト。できる人だから、大きな組織になればなるほど、直属の上司が基本は顧客になります。

その顧客の満足を満たさないと、価値をちゃんと感じてもらわないと、結局評価が下がるってことが起こります。

なので、顧客が誰か間違えてるパターンは、目の前の子どもたちにはめちゃくちゃ一生懸命やっていて、子どもたちからすごい評価されてるし、すごいみんな喜んでるけど、クラブの代表と仲が悪いっていうパターンは、顧客を間違ってます。

「こんなに俺は子どもたちのためにやってんのに全然給料上がらない!」というんですけど、それはそうなんですよね。顧客が満足してないから評価が上がらない。

そのときに、このサービスとか、商品とか、労働力が顧客に提供するものだと思ってると、なおさらもっと働かなきゃいけないの?とか、おかしくなっちゃうんで、どう価値を提供するかにちゃんとシフトしなきゃいけない。

今サッカーできませんとなっているわけです。それでもこのクラブにいる価値あるなとどうやったらお金を払ってくれる人に思わせられるか?ということになってきます。だからもしクラブの代表なんであれば、直接親御さんとかとコミュニケーション取る機会を増やした方がいいでしょう。

でも、雇われているサッカーコーチなのであれば、上の人たちと何かできることないですかね?と掛け合うことも必要だったりしますよね。もしくは、どうやってそのクラブがより良くなるように自分は価値をだそうかと、価値を提供しようかと。ここまで大丈夫ですか?

この顧客のニーズを満たす、または超える価値を提供していくと循環し始めます。これがうまくいく、うまく回ってくると、自分のところにもちゃんとお金が回ってくるので、それでまた自分を高めることをすれば、その価値自体が上がりますよね。指導力がより良くなるとか、コミュニケーション能力高いとか、そういうスキルが自分で上がれば上がると、また提供する価値が高くなって、また戻ってくる。

お金の循環の話

なんでこの話をしてるかっていうと、この話を子どもにしてほしいんですよ。なぜなら、お金を稼ぐってこういうことだからなんですね。簡単にいうと、顧客が何を求めていて、それに対して期待をある意味超えるようなことを価値として提供できれば、ちゃんとお金入ってきますよ。お金じゃない場合もありますけどね。まさにキングコングの西野さんが信用貯金って言ってますけど、信用度が溜められると。

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円の読み方

なので、僕、別の言い方して、これは喜多川泰さんの本の中に出てくる話ですけど、この円という漢字を違う読み方しましょうと。

これ円ですけど、これをありがとうにしましょうと。だから、マクドナルドで100円でハンバーガー買ったら、100円払ったんじゃなくて100ありがとうを払ったと考えると。

どうしてかというと、今このまさにコロナの影響で、本当に外出れなくなって、物流も全部止まったとしたら、とか、もっと言ったら、何もなくなったとしたらですよ、本当に。ハンバーガーどうやって食べます?どうやって作ります?

究極でいくと、小麦を探してきて、小麦植えて、小麦畑を作って、回収して、乾燥させて、それを引いて小麦にしないと小麦は入らないわけですよね。

それでは牛肉は?となったら、牛自体を探して来なきゃいけなくて、牛解体しなきゃいけなくてとか、それじゃあレタスとかトマトも全部そうなわけですよ。ゼロベースで本当に作ろうかと思ったら、どれだけ大変かと。

でも今僕らは、そんな手間なことする必要なくて、お店に行ってお金を払うだけで、ポンとハンバーガー出てくるんです。なので、マクドナルドさん、ほかのその業者さんにね、レタスとかトマトとか作ってるとか、小麦を作ってるその業者さんにありがとうを伝えてくださいって意味でお金を払ってます。ありがとうございますと。

なので、なんでこの話を子どもにしてほしいかというと、子どもはまだお金稼げないじゃん!となるわけですが、お金をお金だと考えるんじゃなくて、お金はありがとうの数でだと考えてみましょう。

ということは、1億円稼ぐには1億ありがとうもらえばいいんですよね。それを達成するのに何かできることないのかというと、子どもでも絶対アイデアは出てくるはずなんです。

1億円稼ぐアイデア出せと言われても僕ら大人でもなかなか出てこないです。

時給計算したら、それ、時給いくらで何日働かなきゃいけないのみたいになってしまうわけですが、どうやって1億ありがとうを集めるかって考えると、ちょっとアイデアが出てきたりします。

だから、そういう子たちが、例えばクラウドファンディングをやってお金が集目られるのはそれなんですよね。今クラウドファンディングやって中学生で300万集めましたとかというのは、ちゃんとありがとうを集められる子だからだと思います。

逆に芸能人でもクラウドファンディングやってうまくいかないパターンは、有名だからではありがとうが集まらないからです。

皆さんの活動もありがとうをいかに今集めておくかいうことによって、後々にそれがお金として返ってくるか、もしくは昇給するとかで返ってくるか、何かで返ってくるかわかりませんが、今それはできることかなっていうのは思ってます。いかに自分がどうやってありがとうを周りから集めるかということ。喜んでもらえるようにするかという感じですかね。

それだったらアイデアは結構出てきそうな気はするんですけけどどうでしょう?

具体的なアイデアで行くと、家庭教師とかできる人だったらアリだと思います。サッカーコーチで。今外になかなか出れないから、もしかしたら買い物をする時もあるけどUber Eatsでご飯を家に届けてもらったりとかしているかもしれませんね。

マスクしてだったら、2メーター以上離れてるんだったらというのは一応あるわけじゃないですか。そうすると、見知らぬ人に家の中に入られたら困るけど、信用あるサッカーコーチで、しかも勉強教えてもらえるんだったらいいねというのはあり得るなとちょっと思ってます。

それはできる人、できない人いるとは思うんですけどね。その家庭教師が実際に勉強教えられるかどうかになるので。

だから、そうじゃないとしたら、さっきの逆算思考に戻りますけど、こういうことを考えられるようにとか、お金の話も、今の話とかを子どもが先に知っとくと、では自分は何しようかなって主体的に動ける子になってくるような感じはします。

この話は絶対学校で教えてくれないので、ぜひそういうこと知って教えてったら、なるほどなと、では、どうやって自分は今の状況、この環境でありがとう集められるだろうって考えられる子になるかなと思います。

ありがとうの話は喜多川泰さんの、『君と会えたから…』だと思います。今まで話てきた話を習ったのは経営塾、中井先生の中井塾、経営塾と、あとは犬飼ターボさんという成功小説家、セミナーをやってる講師の人から聞きました。

僕これちょうど聞いたのは、まだアルディージャのコーチやってるときだったんですね。僕の顧客は誰なのかと聞かれた時に最初わからなかったんですよ。

僕は「それはもちろん選手でしょ!」と思ってたんですね。本当に選手だろうとか、もしかしたら親御さんかなみたいな。それが、いや、顧客は育成部長だというのがわかった瞬間に、すごい衝撃を受けてたわけです。全くその視点はなかったから。

簡単に言うと、ゴマをすると出世する、しやすいのは、なぜなら顧客の満足度を上げてるからなんですよ。

それは会社でもあるじゃないですか。なんであいつ、全然仕事できないくせに、すごいこう上司にすり寄っててゴマすって、なぜか良いポジションとるよねみたいなのはなぜ起こるかっていうと、基本、その上の人、仮に社長だとしましょうね。社長は孤独なんですよ。

だから例えば社長が飲みに行くぞってなったときに、「社長行きます!、」と一緒に来てくれたりとか、社長が一人でへこんでたら、「どうしたんですか、社長。元気出してくださいよ!」みたいに、すり寄ってくれる人、社長からすると嬉しいんです。

それはつまりその顧客の満足度上げちゃってるから、その人が出世しちゃうんですけど、ただ能力がない分だけ、それはすぐに破たんします。長くは続かないとことです。でも一見こう、なんでこいつ上行っちゃったのみたいなのあるのは、その一時的にはその顧客を満足度を上げてるからです。

逆に言うと、それが媚びを売ってるように見えるけど、もっと大きな視点で見たら、クラブは何のために存在してるのかろいうところに行きあたるので、まさにこのコロナの状況でいくと、別にサッカーなくても大体人は死なないわけです。だけど、クラブがある意味があるんですよね。そこに。

それは高校もそうで、別にその学校の校長が「このサッカー部、別にいらねえだろ。金掛かるし」となったら、サッカー部を潰せるわけですよ。

だけどある理由があるから、その意味の中で上の人たちは、地域の人たちにこんなことをして、サービスとしてとか、こんなことを地域と一緒にやりたいとか、地域の子たちはこうしたい、ああしたいみたいなのは、言語化できてないことの方がほとんどなんですよ。明確に。

それを明確に言語化できてるクラブは、既にもうそもそも結構上に行ってるはずなんです。できてないからこそ、下の人が、例えば地域に貢献するとはこういうことなんじゃないですか?ということを提案したり、その上司とすり合わせができる部下だったら、確実にその人は優秀ですね?

だから、その全部上司のゴマすりにいくというのも違ってて、自分ができるその上司が描くビジョンをどうやって良くしていくかという視点です。

そのゴマすってる感じもないですし、かつ、自分が勝手に好きなことやってる感じもなく、逆に自分が能力発揮しながら、クラブのさらなる発展のためにこういうことやった方がいいと思うんですけど、という提案をすると、飲んでもらえる場合が多いというのが、僕の実感でした。

もう一個目の質問に対する答えですが、多分この本当小さいころから、これをわざと政府は言わないようにしてるんだと思います。お金の勉強させないように。

なぜなら、賢くなられたら困るんですよ。めんどくさいから。従順じゃなくなるし。

僕らサッカーコーチは少なくとも、というより僕の場合は、自分の子どもには少なくとも絶対に教えよう。お金の稼ぎ方とか、お金とはどういうことなのかっていうことを、ちゃんと伝えたいなと思ってます。

だからほとんどの人が知らないと言えば知らないと思います。大抵、サッカーコーチに顧客聞いたら、それは選手でしょと言うんで。大丈夫でしょうか。そんな感じで。はい。ありがとうございます。

この話は日本だからとか他の国ではどうなんだ?とか関係なくビジネスの本質だと思ってます。お金とは何かという、価値をどう提供するかという。

 

結局、価値は言語化しないとないのと一緒です。言葉で要するに説明できないと、ほかの人は認識できないので、例えば最近、サリーダデバロンと言ったら、わりと日本の中でも普通になってきましたけど、5年前とかで考えてほしいんですけど、サリーダデバロンと言ったら、「はっ?何それ?」となるじゃないですか。ということは、言語として認識できないから何かわからないですよね。どういうことなのかと。わからないものはイメージできないので、ないと一緒なんですよね。なので、価値をちゃんと言葉にするっていうのは大事なんです。

 

そんなときに、お互いの共通認識も間違ってたらおかしくなるので、この言葉はこういう意味であってますか?というすり合わせをして、私はこういう価値を提供しようと思ってますということは言葉にできるといいかなと思います。

そのへんはあれですね。スターバックスのミッションとかいいですね。スターバックスはコーヒーを売っている店ではと言ってますからね。

 

B:なんて言ってるんですか?

 

A:サードプレイスを提供する場所。つまり家があって、仕事場があってという中で第三のくつろげる場所を提供するところですと言ってるんです。だからコーヒーを売ってるんじゃないんですと。

だからあそこは接客にマニュアルがないのに、みんなすごい気持ちいい感じじゃないですか。それはそういうことを提供する会社なんですということを伝えてるからなんですよね。バイトの人たちに。なので、ここ戻ると、まさにスターバックスなんかは見事にミッションとかが明確にされてます。