サッカーコーチの指導力を上げる3つの方法とは?

サッカーコーチの指導力を上げる3つの方法とは?

先日、大好きな作家である喜多川 泰さんの講演会に行ってきました。

偶然にも本にサインをしてもらう機会があり、そこにはこう書いて頂けました。

「一冊の本には人生を変える力がある」

 

本当にその通りで、僕も喜多川さんの本を読んで大きく人生が変わっていった一人です。最近発売された運転者も面白いですよね。

 

コーチは言葉を使って指導するわけですから、言葉に触れることためにも、色々な人の経験を知るためにも読書は重要だと思います。

以下、講演会で学んだことメモ。

 

今の時代はインターネットが普及し、しかも自由になっている。

つまり昔に比べてチャンスがたくさんある時代。しかし、そのチャンスを掴むのは資格や才能ではなく、知性であるということ。

 

ここでの知性とは 

初めての出来事に対する態度のことを言うそうです。

 

「なんでこんなこと俺がやらないといけないんだ?」

「やりたくない!」

 

 

「面白そう!」「とりあえずやってみよう!」となるか。

実際に選んでいるのは自分です。

 

自分自身に対する言葉も

「自分にできるはずがない」 とするか

「自分にできないはずはない」とするかで人生は大きく変わる。

Football soccer training for kids. Children football training session. Kids running and kicking soccer balls. Young boys improving soccer skills

結局一流の人は、絶対に○○になる!自分にはできないはずはない!とやり続けている人。

その時に色んな困難や問題が起こっても、自分にできないはずはない!と考えている人は「では、どうやったらいいんだろう?」と考えます。

 

「なんでできないんだ?」とはならない。

 

自分に起こる問題や試練とは未来の自分からの宿題であると考える。

未来の自分が、「より成長するためにこういう課題を乗り越えるといいよ」と渡してくれている。

実際に問題や悩みの渦中にあるときは苦しくて「これは成長のチャンス!」と思いづらいですが、「未来の自分が自分に与えた宿題なんだな」と考えられるようになったら、捉え方が完全に変わりますね。

 

どう考えるかも思考の癖です。癖ということは無意識にやっていることですから、一旦意識して、良い癖に書き換えることは可能です。

 

その講習会を聞きながら「サッカーコーチにとって指導力向上でできることは何か?」を考えてみました。

 

指導力向上の具体的な3つの方法

結論、毎回の振り返りが大きな差となる。その仕組みを作ること

①理想の状態からの逆算と振り返り

理想の状態をより明確に描くこと。どうなっていたら、どんなチームに、選手になっていたら最高なのか?その時周りはどんな表情をしていて、どんな会話をしているのか?

 

さらに具体的なプレーのイメージまで作ります。

 

向かいたい先(ゴール)がないとどう行動していいか?どう進んでいったらいいかわからないので、脳はわからないものはないものだと解釈し、行動できなくなってしまいます。

 

その理想の状態を文字にしていつも見えるところに貼っておく。それが仕組み化です。

 

その理想を基に「今がどうなのか?」なのです。

理想の状態がないでチーム分析をすると大抵の場合ダメ出し大会になります。

これができていない。これもだめ。ここはもっとひどい!と言うように。

 

脳の仕組み上、意識しないと人は「欠点に目が行きやすい」からなのですが。

Middle age hoary senior man holding soccer football ball over isolated background annoyed and frustrated shouting with anger, crazy and yelling with raised hand, anger concept

だからこそ意識してトレーニングで「理想の状態に向かっているのか?」「そこからの逆算でテーマが出てきているか?」

「より良くするにはどうしたらいいか?」を振り返っていく必要があるのです。

その時にも「何ができているか?」も忘れずに書いておきます。

②他人からのフィードバックを受けること

普段自分以外のコーチにトレーニングを見てもらう機会は少ないかもしれませんが、他人からフィードバックを受けることも非常に有効な指導力向上の方法です。

ただし、あくまで「その日1日を見たその人の感想である」ということも忘れないようにしてください。

 

他人のトレーニングを見て、的確にコメントすると言うのも実は慣れていない人の方が多いのと、難しいことなので、ついついダメな部分ばかりの指摘になってしまいがちだからです。伝え方も大事です。

結局はどう捉えるかは自分で決めていかないといけません。

 

その人の指摘を自分が受け入れられない。せっかくの成長のチャンスも感情的になってうまく自分のものにできなくなるのはもったいないです。

定期的に他のコーチに見てもらえる仕組みがあるといいですね。

僕の知り合いのコーチは別クラブのコーチに定期的にトレーニング映像を送って、感想をフィードバックしてもらうということをしている人がいますし、そのコーチは僕にも時々意見を聞いてきます。頑張ってやるというよりも、仕組みとして振り返りの仕組みを作れるといいですね。

③映像を撮って自分で見直すこと

頻繁に他人にフィードバックが受けられない場合の効果的な方法は、自分の指導中の様子を動画に撮ることです。

携帯でもいいので、ちょっと引いたところから自分の指導の様子を撮って後から見返すというのは、非常に辛いこともありますが、客観的な振り返りをするのにとても有効だと思います。

この重要性に気づいた、いや、気付かされたのは僕の場合Jリーグのアカデミーコーチ研修でした。

当時上野山さんがJリーグアカデミーダイレクターをされていた時で、その研修で自分の指導実践をカメラに収め、後ほどすべて話していることを文字起こしするというものがありました。

 

そうするときちんと話せていると思っている自分の説明も「えー」が多かったり、何より「ルールを説明します!」と言った後に「ポイントは3つです」と全然つながりがない話をしていたりと、やっていて自分が何を話しているかわからないということがわかった時は愕然としました。

 

「俺は何を喋っているのか全然わからない。それじゃー子どもに伝わるはずがない」とかなり落ち込みました。

ただ落ち込んで終わりではなく、「よくないと気付いたからこそ、もっと改善したい!」という意欲の方にうまく変換できました。もし、この出来事がなかったら、、、自分のコーチング、声がけ、ルール説明に対して疑うことは全くありませんでした。それだけに気づかせてもらったことに本当に感謝しています。

 

もちろんそこまで設備を整えて、さらに文字起こしまでみなさんはする必要はないですが、5分でも良いので自分の指導風景を動画で撮ってみるというのはオススメです。

どんな声がけをしているか?以外にもその時現場で見えていたものと後日動画で見返した時にやはり抜け落ちていることに気付いたりします。視線を向けていなかった他の選手が良いプレーをしていたり、コーチの声がけを意識できたプレーをしているけど、コーチがそこに関しては何も言っていなかったりということがあります。

まとめ

  • コーチは言葉を使って指導している!言葉の力を上げるには読書は必要!
  • 指導力を上げるには振り返りが大事(努力と仕組みが重要!!)
  • 理想の状態からの逆算
  • 他人からのフィードバック
  • 自分の練習風景を動画に撮って見直すこと

 

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